30分でステンレスシンクがピカピカに。業者に頼まずに、ステンレスシンクの傷を消す方法。

新居に住み始めて、4ヵ月。
私の使い方が悪いのでしょうか。
いや、仕方ないですよね。

ステンレスシンクにたくさんの傷がつきました。
気を付けていても、鍋を置くときや、お皿を洗うときにこすってしまいます。

入居前に行った、ステンレスシンクコーティングも、頻繁に使うシンクの右側の底は、コーティングが剥げてしまいました。

3年持つ、という商品だったはずなのに…。

コーティングも剥げてしまったし、せっかくなので、前から気になっていたことをやってみました。

今日は、ステンレス用の研磨剤でステンレスシンクの傷を消してみた話です。

作業前後のステンレスシンクの比較

作業前↓は、小さな傷が無数についていて、ところどころ目立つ傷もあります。
写真の上半分は、コーティングが剥がれて、模様になっています。

作業後↓は、剥がれたコーティングが綺麗になり、鏡面っぽくなりました。

作業について

使ったもの

ステンレス用研磨剤と不織布スポンジ

使ったのは、戦隊キレイシリーズのステンレスシンクコーティングセットにも入っている研磨剤とスポンジです。

ポイント
研磨剤の粒子の大きさは、1μ(ミクロン)=1mmの1000分の1 です。

液体コンパウンド9800とスポンジ

こちらは、車の傷を消すための研磨剤です。

ポイント
研磨剤の粒子の大きさは、0.5μ(ミクロン)=1mmの2000分の1 です。
かなり粒子が小さいので、傷を消した後の仕上げに使いました。

MEMO
研磨は、粒子の大きい(粗い)研磨剤から順に使用し、段階的に磨いていきます。
我が家のシンクについた傷は浅めのものでしたので、1μからスタートしましたが、もっと深い傷の場合は、もう少し粗い研磨剤から使用したほうが良いかもしれません。

 

作業の様子

↓まず、比較的大きな傷の部分を、1μの研磨剤で磨いていきます。

↓途中、研磨剤を水で流して確認してみると、全く傷が消えていませんでした。
軽くこすったくらいでは消えないようです。

↓全体を強めに磨いてみました。

↓途中で、キッチンペーパーで研磨剤を拭いて、
傷の状態を確認します。

磨いては確認して…を繰り返して、20分ほどガシガシ磨いたくらいで、傷が見えなくなったので、全体を洗い流してみました。
(排水口が黒くなるので、ある程度ティッシュペーパーやキッチンペーパーで拭き取ってから洗い流したほうが良いです。)

流した後、石鹸などで軽く洗うと黒い汚れがきれいに落ちます。

傷は無事に消えましたが、丸く円を描くように、磨き傷が入ってしまいました。

そこで、その磨き傷を薄くするために、0.5μの研磨剤で磨いていきます。
小傷がマシになりました。鏡感も増した気がします。
(写真では小傷はほとんど見えない?)

実は、肉眼でじーっくりみると小傷が見えますが、普通にしていたらわからない程度に仕上がりました。
撥水性もアップして、鏡のようにピカピカになり、満足です。

↓水をはじいている様子を動画にしました。

まとめ

業者に頼むことなくステンレスシンクの傷を消すことはできました。

でも、0.5μより小さな粒子の研磨剤は市販では売っておらず、プロ仕様の研磨用の機械もないので、限界を感じました。
研磨している以上、研磨の小傷まで完全になくすことはできませんでした。
じっくり近くで見たり、光が反射すると小傷があるのが分かりました。

プロには叶いませんね。
でも、傷が気になったら、その部分だけさっと研磨すれば良いので、自分でできるのは、やはりメリットは大きいと思います。
探しに探して見つけた0.5μの研磨剤はこれからも使おうと思います。
大容量だし、コーティングのように乾かす時間もいらないので、とても使い勝手が良いです。 

もしよければお試しください。

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