断捨離するとたくさんの不用品が出てきます。
捨てるのはもったいないので、売ってお金に変えたいですよね。
メルカリなど出品サイトが流行っていますが、
送料は出品者負担が当たり前になっており、
大きな品物は、送料や売買手数料を差し引くと、
ほとんど利益がなかったなんてこともあります。
そんなとき、不用品が大量にあるのであれば、
フリーマーケットが便利です。
今回は、フリーマーケットってどんな感じなの?稼げるの?というお話です。
目次
売り方の種類
モノを売る売り方には種類があり、
それぞれにメリットとデメリットがありますので、
モノの種類や量に合った売り方を選択しましょう。
フリーマーケット
メリット
- 送料がかからない、包装が不要
- お客さんがモノを手に取って見られる(試着等も可能)
- 一気にたくさんのモノを出品できる
デメリット
- 出店料がかかる
- 日にちと場所が決まっている
- 値切られやすい
向いているのは
- モノが大きい場合
- 一気に大量のモノを売りたい場合
- 試着が必要な服などを売る場合
インターネット(オークションやメルカリなど)
メリット
- いつでもどこでも取引できる
- 世界中の人がお客さんになりうる
デメリット
- モノ1つ1つに売買手数料がかかる
- 送料がかかる、包装も必要
- 割れ物は割れる恐れがある
- 試着等ができない
向いているのは
- モノが小さくて、高く売れる場合
- 興味を持つ人の割合が少ないモノの場合
リサイクルショップ
メリット
- ほとんどのモノを買い取ってくれる
- 送料がかからない、包装も不要
- ブランド品などは、正しく鑑定してもらえる(価値を知らず、安くなり過ぎるリスクを防げる)
デメリット
- 買い取り価格が安い
向いているのは
- 金額が安くてもいいから、早く、簡単に売りたい場合
- ブランド物など、付加価値のあるモノを売りたい場合
- 見た目が良くないなど、売れそうにないモノを買い取ってもらいたい場合
我が家の不要品は?
- 古着(コート、シャツ、くつ下、ベビー服など)
- 靴
- 食器
- カバン
- おもちゃ
- アメニティグッズ
大量で、割れ物やかさばる物など、
配送・包装が面倒な物が多かったので、
フリーマーケットに参加することにしました。
ノンアイロン名前テープを使っておくと、あとでキレイに剥がせるのでフリマで出品しやすくなります。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。アイロン不要。衣類のタグに貼るノンアイロン名前テープを試してみました。
フリーマーケットについて
先日、大阪万博公園のお祭り広場で行われた
ガレージセールに参加してきました。
万博お祭り広場ガレッジセールに参加する方法
万博お祭り広場ガレージセールに参加するには、
日本ガレッジセール協会のHPで、会員登録(初回)と申込みが必要です。
<申込みの流れ>
- 会員登録(電話またはインターネット)
- 情報誌が郵送される(会員番号が書いてある)
- 情報誌を見て、出店日と場所を選び、電話で申し込む
- 出店料金を振り込む
- 「出店許可証」と「詳細」の紙が郵送される
- 当日出店
出店日が迫っていて、
情報誌が郵送されるのが待てないときは、
会員登録後すぐ電話しても、
会員番号を調べてくれて出店の申し込みができます。
事前準備
当日は朝が早いので、
前日までに準備を済ませておきましょう。
<準備するもの>
- レジャーシート
お祭り広場ガレージセールの手荷物ブースの場合は、
3m×3mなので、広さにあったブルーシートがあれば一番良いです。
(2.7m×2.7mのブルーシート、楽天で700円前後で買えました。)
- おつり
値段設定にもよりますが、一通りの金種のおつりが出せるように準備します。
- 文房具(電卓、ハサミ、ガムテープ、ボールペン、油性ペン、ホッチキス)
電卓はおつりの計算に必要です。
文房具類は当日値札をつけたり、
価格を変更したりするのに使います。
- 袋(ビニール袋や紙袋、ゴミ袋1枚)
売れた商品を入れてお客さんに渡します。
出品するものによって大きめと小さめ2種類くらいあると安心です。
また、ゴミはすべて持ち帰りなので、ゴミ袋を1枚持っていくと良いと思います。
(万博公園お祭り広場のガレージセールでは、受付でゴミ袋が配られます。)
- 値札(下記詳細)
紐をつけた札や帯状に切った紙、マスキングテープ、シールなど
- 出店許可証
必ず持って行きましょう。
忘れた場合、振り込み証明ができれば出店てきることもあります。
- 売上をメモする紙(必要であれば)
我が家は、旦那と私で分けて、売上金額をすべてメモして、
それぞれがいくら売り上げたかが分かるようにして、
後で取り分を決めます。
- 昼食
1日お店から離れられないので、
事前に準備したほうが良いです。
万博広場の場合は、エリア内に屋台が数件出ているので、
焼きそばやから揚げなどが買えます。
- テントや折り畳み椅子(必要であれば)
長時間屋外に居続けるので、
日差しが強いと結構きつかったり、
足が痛くなったりします。
- ハンガーラック(必要であれば)
服をディスプレイするのに使います。
あると便利です。
値札について
値札は、モノによってつけ方が変わってきます。
<雑貨など>
マスキングテープに値段を書いて貼ります。
(剥がしても跡が残りにくいです。)
<服など>
お客さんが手に取って見るので、
品物自体に値段をつけたほうが良いです。
- 帯状にした紙をタグの部分などに巻いて、ホッチキスで止める
- 紙に紐をつけて、タグなどに巻いて、結ぶ
- ハンガーラックがあれば、ハンガーに吊るして、ハンガー自体に紙や紐をつける
- 付箋は、剥がれやすいのでおすすめしません。
<値段が同じモノがたくさんある場合>
スーツケースや箱などに入れて、
大きな台紙に「すべて〇〇円」と書く
値段について
値段設定は、一般的には、
中古品は定価の2~3割、
新品は定価の4~5割です。
しかし、私の経験では、
万博公園お祭り広場ではもう少し安い気がします。
理由は、車両ブースなどで、
大量に出品している業者のような方が、
安価で売っているので、
それに合わせて、
お客さんの金銭感覚も下がってきているからだと思います。
さらに、夕方になると、
いたるところでたたき売りが始まります。
持ってきたモノをなるべく減らして帰りたい心理から、
服100円は当たり前になります。
値切られるのが普通
フリーマーケットでは、値切られるのが普通です。
コミュニケーションの一つとして値切ってくる感じです。
まとめ買いでの値切りも多いです。
ですので、最初は、売りたい値段のちょい増しくらいで
値段を設定すると良いと思います。
当日の流れ
フリーマーケットの開催時間と
出店者の手荷物搬入時間が異なるので、
しっかり確認して、
搬入時間内に会場に行くようにします。
お客さんが来るまでに、
手荷物を搬入して、陳列、値段設定などをしますが、
結構時間がかかります。
1時間くらいはみておいたほうが良いと思います。
どのくらい稼げるのか
2017年2月16日に参加した
万博お祭り広場ガレージセールの結果についてです。
半年に1回ペースで参加しており、
前回は2016年10月に参加したばかりでしたので、
今回は、モノは少なめでした。
出品したものは、主に、
古着(コート、シャツ、くつ下、ベビー服など)、
靴、食器、カバン、おもちゃ、アメニティグッズなどです。
開催時間は、9時半~16時半でしたが、
15時には店じまいしました。
<売上>
- 旦那 11,750円
- 私 11,700円
- 共通 1,300円
⇒売上合計 24,750円
<費用>
出店のためにかかった費用は、売上から差し引きます。
今回のフリマのために、新たに購入したモノの費用も入れています。
- 出店料・・・3,200円
- ブルーシート・・・764円
- ビニール袋・・・108円
- 駐車場代・・・1,500円
- 昼食代・・・1,000
⇒費用合計 6,572円
<利益>
売上 24,750 - 費用 6,572 = 18,178円
朝早くから、大量の荷物を運搬して、
1日店番をするので、疲れますが、
日当一人9,000円と思うと、
そのくらいの労働力な気がして納得です。
まとめ
不用品はモノの種類に応じて、売り方を変えていけば、
結構お金になります。
今回のフリーマーケットでは、
乗用車のトランク、助手席、後部座席の隙間が埋まるような量を出して、
一人9,000円の収入が得られました。
部屋もすっきりするし、
モノを売ってお金をもらうやり取りがママゴトみたいで面白いです。
家族のレジャーの1つとして、おすすめです。