布巾が真っ白!バスタオルの生乾き臭ともお別れできる、煮洗いのやり方。

台拭きやバスタオルの
嫌な臭いに困っていませんか?

一度ついてしまうと
洗濯機ではなかなか落ちず、
捨てるしかないかなと思ってしまいます。

そんなときは一度
「煮洗い」に挑戦してみてください!

とても簡単なのに、
効果抜群の洗濯方法です。

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今日は、
煮洗いのやり方や、便利グッズ、
実際に煮洗いしてみた様子を紹介します。

煮洗いとは

「煮洗い」とは、文字通り、
「煮て」「洗う」ことです。

洗濯物を煮て洗うことで、
殺菌効果や漂白効果がアップし、
洗濯機では落とせない汚れやにおいを落とすことができます。

特に、台所の布巾は、食べ物のかすが付着し、
さらに湿っている状態で放置されることが多く、
雑菌が発生し
、汚れやにおいがつきやすくなります。

我が家で使っている、無印良品の落ちワタ布巾も、
においが付き、洗濯機では落とせませんでしたが、
「煮洗い」をすることで、においがきれいに取れました。

煮洗いできる生地は

とても効果がある「煮洗い」ですが、
洗える生地が限られていたりと
注意点があります。

ポイント
煮洗いができる生地は、
木綿や麻など、丈夫で熱に強い繊維です。

高温に弱い化学繊維(ポリエステルなど)や、アルカリに弱いシルク、ウール、
プラスチック製品が使われている衣類は控えるか、低温で煮洗いするようにします。

準備するもの

鍋(ホーロー、ステンレス可、アルミ不可)

注意
アルミの鍋は、洗剤のアルカリ性で変色することがあります。

バスタオルを煮洗いするのであれば、
野田琺瑯のラウンドストッカー(24㎝)が便利です。


隣のティファールのお鍋と比較すると、
大きさがわかるかと思いますが、
24㎝のサイズなら、バスタオルが洗えます。

内側も白色なので、汚れの落ちが分かりやすいのも便利です。

酸素系漂白剤

水1Lにつき5g(小さじ1) 

粉石鹸を使うやり方もありますが、粉石鹸は水に溶けにくく、石鹸カスが残りやすいので、我が家では、酸素系漂白剤を使っています。

おすすめの酸素系漂白剤は、シャボン玉の酸素系漂白剤です。
成分が過炭酸ナトリウムのみで、界面活性剤や香料など刺激になる物質が入っていません。

 

MEMO

酸素系漂白剤は、弱アルカリ性の漂白剤で、過炭酸ナトリウムを主成分としています。アルカリ性なので、油性汚れを自然乳化(けん化)して落とすことに加え、水に溶けたときに出る活性酸素が、色素を分解して無色の物質に変えます(漂白)。
塩素系漂白剤ほど、アルカリが強くないので、傷みを抑えられ、色柄物にも使えるのがとても便利な漂白剤です。

使える素材…木綿、麻、化学繊維(ポリエステルなど)
使えない素材…毛や絹などのデリケートな繊維、自然素材の飾りやボタンがついているもの、金属の飾りがついているもの、草木染めや生成りなど色落ちしやすいもの

 

水1~2リットル

布巾やタオルが十分浸かるくらいの量

トングか菜箸

煮洗い後は熱いので、布巾やタオルを取り出すのに使います。

煮洗いの手順

鍋に水を入れて火にかける。
温まってきたら、酸素系漂白剤を入れて溶かす。

酸素系漂白剤が最も効果的な水温は、50~60℃なので、沸騰するほど煮立たせる必要はありません。

煮洗いする物を入れて、トングや菜箸で混ぜながら、5~10分ほど煮る。

汚れがひどいときは、落ちているか確認しながら長めに。泡が出ているときが汚れが落ちているときです。

火を止めて、しっかり水ですすぐ。

しっかりすすげているか気になるときは、煮洗い後に、他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗いましょう。

しっかり乾かす。

天日干しにして、日光に当てると殺菌作用がありより効果的。

煮洗いの結果

洗濯機で落ちなかった、食べ物のシミを煮洗いしました。

煮洗い後は、とてもきれいになりました。

試しにポリエステル100%を煮洗いしてみた結果

息子が使っているポリエステルの食事用スタイが
カビまみれになってしまいました。

ポリエステルは熱に弱いので、
煮洗いには向いていない
と上述しましたが、

酸素系漂白剤の漬け置きでは、
まったく効果がなく、
捨てるくらいならと思い、煮洗いしてみました。

煮洗いする前

煮洗いする前の写真です。
ご飯を食べた後、水洗いして洗濯かごに入れて夜まで放置しているので、
気付くとカビまみれになってしまっていました。
黒いポツポツがカビです。

煮洗いした後

20分ほど煮洗いした後の写真です。黒いポツポツがなくなってきれいになりました。

黒カビは頑固で、
酸素系漂白剤では弱く、
塩素系漂白剤を使わないときれいにならないと言われていますが、

煮洗いの効果が発揮されたのではないでしょうか。

また、ポリエステルを煮洗いすると、
生地が熱で縮むと思っていましたが、
今回は特に問題なく仕上がりました。

今回は特に問題なく仕上がりましたが、縮んでしまったり、しわになったりすることもありますので、失敗しても問題のない場合だけチャレンジしてください。

まとめ

煮洗いは、本当に気持ちが良いくらい、汚れと臭いが取れます。

ぜひお試しください!

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