値段がお高めの肌に優しい自然由来系ボディーソープを、薄めて低コストに使う方法。

『節約はしたいけど、ケチはしたくない』

誰もがそう思うのではないでしょうか?

節約…支払う対価が下がっても、手に入る品物やサービスの価値は下がらない
ケチ…支払う対価が下がることで、手に入る品物やサービスの価値も下がる

我が家は現在、私が育休中なので、緊縮財政です。
いかに節約して生活するかを日々考え奮闘中です。

今回は子供用のボディーソープについての話です。

ボディーソープの質は下げたくない

自分が妊娠して出産する中で、
妊娠中のボディーソープやシャンプーについていろいろ調べました。

なかでも衝撃的だったのは、
市販のシャンプーに使われている有害な化学物質が、
頭皮の毛穴から体内に入り込み、
出産時に妊婦の羊水からシャンプーの匂いがする、という事例が増えている、ということ。

頭皮の毛穴は、他の場所よりもとても大きく、
シャンプーやリンスの成分が体内に侵入する可能性が高いそうです。

幼いころ、頭を洗っているときに、シャンプーの水が誤って口に入って、
とても気持ち悪い思いをしたことがあります。

赤ちゃんは母親の体内で、
羊水を飲んで吐いてを繰り返して生きているので、
半年間もシャンプーの匂いのする液体を飲ませているのかと思うと、
ぞっとします。
私は、幸運にも妊娠直後にそのことを知ったので、なんとか対策することができました。

余談ですが、市販のシャンプー。
原価率は1%にも満たないそうです。
残りの99%は広告宣伝費や薬局などに払う販売手数料、流通コスト、ボトル代だそうです。
水より安い液体っていったい何者なんでしょうね。

話がそれてしまいましたが、
毛穴からの体内への浸透は侮れないな、というのが私の考えで、
そういういろいろな危険なことを知ってから、
口に入れるものほどではないにせよ、
ボディーソープ、ハンドソープ、シャンプー、トリートメントにはこだわるようにしています。

なので、お金がなくても、子どもたちが使うボディーソープの質は落としたくありません。

我が家のボディーソープの使い方

では、どうするか。

自然由来の成分でできた値段の高いボディーソープを薄めて使います。

でも、ここでのポイントは、
ただ単に薄めて使うと、なんだかとてもケチくさいということ。

節約はしたいけど、ケチケチはしたくないんです。


そこで、
薄めたボディーソープは、泡で出てくるボトルにいれて使います。

すると、結構薄めているのに、
ふわふわの泡が出てきます。

子どもたちも泡立てる手間なく、自分で身体が洗えて、
一石二鳥です。

ボディーソープの薄め方

お肌に優しいボディーソープには、防腐剤などは入っていないので、
水で薄めると、ボトルの中で雑菌が繁殖してしまいます。

そこで、精製水を使います。
不純物の入っていない水です。
薬局などで、1本(500ml)100円前後で売っています。


原液をカップなどに入れて、
好みの希釈で、精製水を使って薄めていきます。

我が家の場合

我が家の場合は、自然由来の成分でできたオーガニックのボディーソープを、
精製水で40倍に薄めています。
(ボディーソープの濃さによると思うので、各自調整してください)

40倍は薄め過ぎでは?と思うかもしれませんが、
結構濃密な泡が出ます。
↓こちらは、ボディーソープ小さじ1に対して、
精製水を200ml混ぜたときの泡の仕上がりです。


防腐剤や保存料が入っていないので、以下の点に気を付けています。
・大量に作らない。
  使い切るのに時間がかかると、雑菌が繁殖するため
・詰替える前にボトルは洗って乾かす。
  精製水を使っても、ボトルが汚れていたら意味がないため
・使用後は浴室に置きっぱなしにしない。
  浴室の空気中は雑菌が多いので、置きっぱなしにすると雑菌がボトル内に入り込みやすくなるため

どのくらいの節約になるか?

我が家は、360ml 2,800円 自然由来系のボディーソープを使っています。
普通に考えたらかなり高いですよね。
でも大丈夫です。

ボディーソープは、360ml 2,800円なので、
10mlあたり 78円。

精製水は500ml 約100円なので、
400mlあたり 80円。

10mlのボディーソープを40倍に薄めて、
トータル410mlの希釈ソープを作った場合、
78円+80円=158円。
10mlあたりに換算すると、3.8円。

市販の泡のボディーソープは、
250mlで300円前後。

希釈ソープは250mlあたり
3.8円×25=95円。

つまり、市販のボディーソープ300円前後のところ、
希釈ソープはなんと95円!!!!

自然由来にこだわってお肌に優しくて、
しかも泡で出てきて洗いやすくて、
お値段なんと3分の1。

もうやるしかないですよね。

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