亜麻仁油のことが知りたい!試食しながら教えてくれる西宮のオイルインスタイル(OiL in Style)に行ってきました。

料理にはどんなオイルを使っていますか?
健康志向の方ほど、
オイル難民になっている気がします。

私も例外ではなく、
身体に良いと聞いて、
えごまオイルを食後に飲んでいたこともありますし、
今は家にMCTオイルがあります。

そういえば、えごまオイルの後は、
アマニ油も飲んでいましたが、
美味しくないので苦痛でやめました。

なんだか定まらずにふわっとしていたオイルの知識ですが、
このたび無事に解決することができました。

今日は、試食しながらオイルについて教えてくれるオイル屋さん(OiL in Style)に行ってきた話です。

OiL in Styleってどんなお店?

OiL in Style 公式サイト

亜麻仁油やヘンプオイル、MCTオイルを中心としたオイル専門店で
無農薬で育てられた原料を使用した本場のオイルがテイスティングできます。

土日は、各地のマルシェで出店していてやっていないので、
平日であれば、予約すれば軽食とオイルを合わせた状態でテイスティングできます。

お店に行ってきました

そして、今日、実際にお店に行ってきました。

本当に行ってよかったです。

軽食を食べながら、
豆知識程度にオイルにことを教えてくれるのかと思っていたら、
パワーポイントを使って、
初歩的なところからがっつり教えてくれました。

飽和脂肪酸とか、不飽和とか、
オメガ9とか3とか、
リノールとかリノレンとか…

本を読んでいても、いつも拒否反応を起こして、
読み飛ばしていたところが、
すごくよくわかりました。

日頃の疑問にも答えてもらって、頭の中すごくすっきりです。

勉強した内容まとめ

なぜ、亜麻仁油を摂るべきなのか?

なぜ亜麻仁油を摂るべきなのでしょうか。

実際に店舗に行って説明してもらうと、
すごくよくわかると思いますが、
行くのが無理な人も多いと思うので、私が理解したことをざっくりまとめると、

人間の身体は水の次に脂が多いので、
脂のバランスを整えることは、健康のために大切なこと。
体内の脂にはいくつか種類があるけど、
体内で作れる脂は、足りなくなれば作ることができるので、
目的なく摂る必要はなくて、
体内で作れない脂を摂って、バランスを整えるのが大事。

体内で作れない脂にも2種類あって、オメガ6脂肪酸はサラダ油とか動物のタンパク質にも含まれているので、わざわざ摂らなくても、勝手に摂れてしまう。
逆に、オメガ3脂肪酸は、魚くらいにしか含まれず、
魚を食べる機会が減ってきた現代人は不足しがち。

つまり、やみくもに脂を摂るのではなく、
圧倒的に不足している、オメガ3脂肪酸を摂るべき。

オメガ3脂肪酸は何に含まれているか。
魚、亜麻仁油、えごまオイル。

魚、毎日。大変。。。

じゃあ、亜麻仁油やえごまオイルでオメガ3脂肪酸を補いましょう、
という話でした。

脂のバランスが崩れるとどうなるのか?

では、亜麻仁油などのオメガ3脂肪酸が不足し、
脂のバランスが崩れるとどうなるのでしょうか。

オメガ3脂肪酸には、炎症抑制作用があり、
オメガ6脂肪酸には、炎症促進作用があり、
どちらも体にとって不可欠な作用です。
例えば、風邪をひくと、発熱(炎症促進作用)して、病原体をやっつけて、
解熱(炎症抑制作用)するというような感じです。

でも、サラダ油や肉に含まれるオメガ6脂肪酸が多くなり過ぎると、
炎症作用が働きすぎて、生理痛がひどくなったり、
動脈や細胞組織にダメージを与えて、
心臓病や脳卒中、ガン、糖尿病、関節リウマチ、アレルギー性の皮膚病、うつ病などを引き起こす要因ともなります。

また、亜麻の種子の中に、現代人に欠けている栄養(α-リノレン酸、リグナン、食物繊維)がぎっしり詰まっていて、肥満をはじめとするメタボリック・シンドロームや心臓病・脳卒中・ガン・糖尿病などの生活習慣病、便秘、腸炎、クローン病、骨粗鬆症、関節リウマチ、更年期障害、うつ病などの予防・改善、さらには美肌などにきわめて有効であることが科学的に証明されています。

(『女性のためのナチュラル・ハイジーン』より抜粋)

だから、体内の脂のバランスを保つことが
健康に良いそうです。

魚を食べるより亜麻仁油を摂取する方が良い?

お店では、魚を毎日食べるのは大変なので、
亜麻仁油を摂取すれば良いという話でしたが、

実は、女性の場合は特に、
魚を食べるより亜麻仁油を直接摂取する方が良いみたいです。
先ほど抜粋した『女性のためのナチュラル・ハイジーン』によると

『魚は食物連鎖の頂点にあたり、水銀をはじめさまざまな有害物質を含むため、決してヘルシーな選択ではないことが、最近の研究から明らかになってきました。』
『妊娠中の女性が魚を食べていると、水銀のために胎児の脳神経系の形成に致命的なダメージを与えてしまいます。』
『これから子供を産む計画のある女性は、妊娠してから魚をやめても不十分です。体は腎臓から常に水銀を排泄していますが、体内の水銀値が十分に低下するまでには、魚の摂取をやめてから数年かかるため、赤ちゃんが確実に水銀の害を受けないようにするには、数年前から魚の摂取をやめる必要があるのです。』

軽食付き試飲について

亜麻仁油やえごまオイルのオメガ3脂肪酸が大切だと分かったので、
早速、亜麻仁油を試飲させてもらいました。

ちなみに、えごまオイルではなく亜麻仁油を主に取り扱っているのは、
韓国のえごまより、カナダのアマニの方がなんか良さそうだから、だそうです、笑。

まず、アマニ油は単体で飲むとあまり美味しくないのですが、
しょうゆ系と混ぜるとめちゃ美味しい!
ということを教えてもらいました。

↓これが用意してくれた軽食。

筑前煮と温泉たまごと亜麻仁油。

まずは、亜麻仁油だけで飲むと、独特の苦みが。。。
これでは、毎日飲むのはしんどくなります。

でも、めんつゆを混ぜると、甘いソースみたいな味になって、
とーっても美味しい!

次に、筑前煮と温泉たまごに亜麻仁油をかけて食べてみると、
いつもと少し違う贅沢な感じに。
味の語彙力がないので、上手く説明できないけど、
これなら、自分も家族も、子どもたちも
美味しくオイルを摂取できそう、という感じがしました。

ちなみに、西宮阪急の催しに出店していたときに食べた、
揚げ出し豆腐も激ウマでした。

面白いのが、
オイルというとドレッシングとして摂取するというのが思い浮かびますが
実は、食物繊維よりタンパク質を一緒に取った方が、
吸収されやすいそうです。

なので、料理にかけて食べるというのは、
オイルの吸収という面でもメリットあるようです。

まとめ

想像していたよりも、しっかり教えてくれて驚きでした。
今までふわっとしていた分野が、きちんと整理できて、
行ってよかったです。

今日から、我が家も亜麻仁油生活始めました。

OiL in Style さんでは、各地のマルシェで、
ヴィーガン&グルテンフリーメニューを提供していたり、
米粉を使ったワークショップも企画する予定だそうで、
そちらも気になります。

また、フルーツ醤油という商品があって、
これがあれば、ウスターソースがいらなくなるのでは?
と思っています。
家にあるウスターソースがなくなったら、
フルーツ醤油を買いに行ってきます。
それは今度記事にしますね。

店舗に行ってみても良し、
亜麻仁油を買って実際に食べてみても良し、
関西のマルシェに行ってみても良し、
ぜひ一度、OiL in Styleさん、お試しください。

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