腸活とデトックスを始めて1年。身体の変化と学んだことのまとめ。

昨年2月。産休開始とともに始めた腸活。
1年が経過しました。
また、産後に家族で取り組んだ腸と血管、血液のデトックスプログラム。
半年が経過しました。

がっつりやっていた時期もあれば、
帰省や出産でサボっていた時期もありますが、
概ね続けることができました。

今日は、1年継続した身体の変化や、
いろいろ勉強してきたことを振り返りたいと思います。
(少々長くなってます。)

1年経過した身体の変化

・30年間生きてきて、便は5日に1回くらいが当たり前だったのが、1日1回、調子が良ければ1日に2~3回出るようになった。

・体重は産前に比べて、-3キロになった。

・脚のむくみが取れた。

・ぽっこりお腹が治った。

・頭痛がなくなった。

・1日が終わって、体が疲れる、ということがなくなった。

・抱っこ紐や授乳が増えても、肩こりや腰痛を感じなくなった。

・おでこが軽くなって、目が開きやすくなった。

・身体がぽかぽかするので、去年より冬は薄着で部屋にいられるようになった。

・乾燥で粉吹き状態だった頬が、ツルスベになった。

・鼻の毛穴が少し薄くなった。

・顔や背中、頭皮が脂ギッシュになることが無いので、快適に過ごせるようになった。

・おならが臭くなくなった。

・太ももが痩せた。

1年ではまだまだ課題は山積み

1年ではまだ改善されていないこともあります。
以下は、次の1年で良くなればいいなと思います。

・便は1日3回を目指したい。
・毛穴をもっと薄くしたい。
・かかとのカサカサを治したい。
・くせ毛を治したい。
・口角の下のたるみを治したい。
・目の下のクマを治したい。
・唇の血色を良くしたい。

私や家族のデトックス記録をインスタグラム(@sku_style)にまとめています。
鍵付きアカウントですので、ブログには載せられないビフォーアフターを掲載しています。
興味のある方は、そちらもご覧いただければと思います。
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腸活を通して学んだこと

腸活とデトックスを進めるにあたって、
本当にたくさんのことを学びました。
身体のことや食べ物のこと、本当に奥が深くて、
知っても知っても、知りきれませんでした。

1年経ったので、備忘録としてまとめようと思います。

世間の常識は間違っているかもしれない

勉強していて総じて感じたのは、
詳しくは個別に後述しますが、
世間で当たり前に言われていることは、
最新の研究ではとっくの昔に否定されていることが多いことがわかりました。

例えば、
「牛乳は体に良い」
「朝ごはんをしっかり食べないと元気が出ないよ」
「病気の時はしっかり食べて」

うーん。どうしてこれがいまだに当たり前に言われ続けているのか。。。

という私も、1年前は知らなかったのです。
恐ろしいです。
自分や家族の健康のため、しっかりと能動的に動かないとダメだなと思います。
情報化社会の中で、本当に大切なことを見失わないアンテナ力が問われているなぁと感じます。

日本は健康後進国だと思う

日本という国は、世界の中では、先進国という位置づけですが、
健康という分野においては、完全に後進国だと思います。

アメリカには、日本のような国民皆保険制度がありません。
なので、自身の健康状態に合わせて、自分でお金を払って保険に入ります。
そこで、アメリカでは、自分や家族の健康は自分たちで守る、という姿勢が広がり、食べ物に対する意識も高く、予防医学もとても進んでいます。

そのため、 アメリカでは近年、がん、急性心筋梗塞、脳卒中、また高血圧、糖尿病などの生活習慣病の患者数は減少傾向にあるそうです。

一方、日本において、それらの患者数はどんどん増加しています。

日本は、健康な人もそうでない人も国民健康保険料が一律で、
健康であることで金銭的に優遇される仕組みになっていないので、
健康のためにお金をかける、というインセンティブが働かないのです。

でも、私は、今、金銭的に負担があったとしても、
自分や家族の健康への投資は、将来必ず、良い形で返ってくると思います。

老後に、夫婦で旅行して、
いろんな街を歩き、美味しいものを楽しみたい。
いざ、老後になってからでは、どんなに大金を積んでも、健康は戻ってこない。

今元気なうちに投資することは、とても大事なことだと思うんですが、
それが浸透していない日本はとても残念な国だと感じて仕方がありません。

多くの病気は毒素からくる

西洋医学の父、ヒポクラテスの言葉です。

世間では、体に良いものを取り入れる健康法はたくさんありますが、
実は、体から毒素を出すことの方がはるかに大切だということです。

毒素というのは、
食べ物の中に含まれる添加物や農薬、
大気汚染やたばこ、紫外線、電磁波などの外から入ってくるものから、
体から排出できなかった便や活性酸素、ストレスなど、
体内で発生するものまで、
多岐にわたります。

私は、調子が良くないな、というときは、
断食するようにしています。
食べてしまうと、体は出すことよりも、
消化することに専念しなければならず、
体内に毒素が溜まり続け、病気につながるからです。

今、プチ断食や週一断食が流行っているのは、
定期的に毒素を出す機会を作りましょう、ということです。

万能なようで意外と体は1つのことしかできないのかなと思います。
昼ごはんを食べすぎたら眠くなるのは、
食べ過ぎると消化が忙しすぎて、胃腸に血液を集中させるので、
脳に血液が行かなくなるからだそう。

複雑なようで、単純な体の仕組み。
面白いなぁと思います。

朝ごはんはやめた

「朝ごはんをしっかり食べましょう。」はもうやめて、
朝ごはんは、パンからスムージーへ、
さらに最近は、
スムージーより消化の良いプロテイン1杯だけになりました。

ナチュラルハイジーン(酵素栄養学)の考え方では、
午前中は、「排泄」の時間であり、体は毒素を出そうとします。
この時間に、消化に負担のかかるものを食べてしまうと、
「排泄」に手が回らなくなり、
どんどん毒素が溜まってしまいます。

ちなみに、昼から夕方くらい(遅くとも20時まで)は、
「消化」の時間。
この時間は、比較的好きなものを食べられる時間と考えます。

夕食後から朝起きるまでは、「吸収」の時間で、
消化されたものが体に吸収されます。
なので、「吸収」の時間が来るまでに、「消化」は終わらせといた方が良いので、
遅くとも20時くらいまでには、夕食を済ませた方が良いです。

とにかく食べ過ぎは良くない

要は、消化に負担がかかると、
消化以外のことができなくなって、
いろいろな不調が起こりますよ、ということです。

現代人の病気のほとんどは、食べ過ぎによるものだそうです。

私は、最近は、
朝を抜くことにも慣れてきたので、
平日はそのまま昼も抜いています。
本当は、1日1食にするなら、夕飯を抜く方が良いと思いますが、
家族の夕飯を用意して自分が食べないのは、あまりにも辛いことがわかりました。
なので、無理のない範囲で昼ごはんを抜くのが、
自分には合っているようです。

ちなみに
1日1食を実践している芸能人は、明石家さんまさんや福山雅治さん、ビートたけしさん、タモリさんなどです。
やはり、みんな頭が冴えていて、若々しいです。

パンは特別な日のご褒美になった

消化しづらい食べ物という話でいくと、
パンや麺類に含まれるグルテンは現代人の敵です。

グルテンは分解されにくいどころか、
腸にへばりつき、腸の粘膜が炎症して、さまざまな不調が現れます。

不調が顕著な人(セリアック病)もいれば、
身体が重い、頭痛がする、イライラする、という程度の人もいます。

MEMO
知らない人も多いですが、花粉症などのアレルギーも、腸内環境の悪化が原因である場合が多いです。

グルテンフリー(グルテンを摂取しない)を実行したら、
パフォーマンス力が目まぐるしく向上し、
大活躍された方では、世界的テニスプレーヤーのジョコビッチさんが有名です。

日本では、グルテンフリーの食べ物を入手するには、
ネットなどでこだわりのお店を探す必要がありますが、
アメリカなどでは、
スーパーにオーガニックはもちろん、
グルテンフリーやヴィーガンのコーナーができるほど、
時代は変わってきているみたいです。
日本は、やっとオーガニックがちらほら買えるようになったくらいで、
やっぱり、日本は遅れているなぁと感じます。

でもパンはやっぱり美味しいので全く食べないわけではなく、
ご褒美として時々楽しみます。
先日家族で行ったハーバーランドのノースショア
とてもおしゃれで、パン食べ放題で、美味しくて、
家族で、「夢のような時間だったね」と言って帰りました。

日曜日に行きましたが、
11時オープンで10分くらい前でも
列はまだ数人で余裕で入れました。

体からのSOSをしっかり読み取る

毒素が溜まると病気になるので、
身体に毒素が入ってきた段階でわかるようになりました。

例えば、マクドナルドのハンバーガーやポテトを食べると、
頭痛がします。
前からそうだったけど、食べ物と関連付けて考えたことはありませんでした。
おそらく多めの添加物が一気に体に入るからだということが今はよくわかります。

毒素が入ってきたり、食べ過ぎたと思ったら、
断食するなり、デトックスするなりして、
出す時間を作ってあげています。

便は体調のバロメータ

身体からのSOSがよくわかるのは、便の頻度と質です。

10日に1回くらいしか便の出なかった息子は、
この1年で3日に1回くらいになりました。
まだまだ先は長いですが、便の質は格段に良くなりました。

以前は、黒くてウサギのうんちみたいに硬くてコロコロ。
トイレでお尻が痛いといつも泣いていました。

それが、今は、
薄い茶色でバナナみたいな形と硬さ、
そして浮いています。
非常に良い!100点満点です。

便の色は、便がどのくらい酸化したかを表し、
体内にとどまる時間が長いほど酸化するので、
昔のものほど濃くなります。
だから、理想は、黄土色~黄色!

便の硬さは、水分量。
水分が足りないと、コロコロで硬い便になります。
コロコロの日は、水分取らないとなぁと思います。

便の大きさと形は、食物繊維の量。
食物繊維をたくさん摂って、大きくて長いバナナのような便を目指しましょう。
食物繊維は、腸内にこびりついたカスも絡め取ってくれるので、
非常に大切です。

そして、便が浮くかどうかは、腸内細菌のバランスです。
腸内に善玉菌が多いと、便は浮きます。
腸内環境が整っている証拠です。

息子の便秘はまだまだですが、
便の状態はパーフェクト。
これから便の頻度も良くなるという兆しが十分読み取れます。
回数は、1日3回が最終目標です。

生理は体からのサイン

女性だけは、もう一つ、体のバロメーターとなるものがあります。

それは、月1回の生理です。

私は、幼いころから生理痛がひどく、保健室で休むほどでした。
薬がないと立っていられない。
そんな生理痛は、体質だから一生治らない。
死ぬまで、毎月苦しむんだと思っていました。

でも、生理痛も、
現代人の乱れた食生活が引き起こすトラブルだそうです。
そこから、さまざまな女性系の疾患につながります。
だから、まず、生理痛は仕方のないものだと思わないで、
生理痛を治す食事をすることから始めると、病気も防げるというわけです。

↓この本はすべての女性に読んでもらいたい1冊です。

牛乳はやめた

「牛乳は体に良い」
みんな当たり前にそう思っています。
でも、この牛乳神話は、もうとっくの昔に覆されています。
それなのに、保育園でも息子は毎朝牛乳を飲んでいるし、
小学校の給食も牛乳です。

1900年代には、臨床実験で、
10年間、週1回牛乳を飲んだ人より、毎日牛乳を飲んだ人の方がはるかに骨折しやすいということは実証されているし、
牛乳によって骨がスカスカになる根拠も明らかで、
乳製品の摂取が多い人の方が、ガンになるリスクが高いことも研究で明らかになっています。

それなのに、なぜ浸透しないのか。
せめて、保育園や学校の栄養士には正しい知識を、と思いますが、
難しいことなのかなぁ。

インフルエンザの予防接種もやめた

人間の免疫機能の7~9割が腸(特に小腸)にあるそうなので、
病気にかかるかどうかも、
結局は腸内環境=食事次第ということ。

インフルエンザの予防接種に関しては、
打つ側の医者は自分には打たないことも多いそうです。
意味ないどころか、とても危険だと言われているからです。

今年は、家族全員、予防接種はしませんでした。
去年は、保育園で流行したときに、全員順番にかかりましたが、
今年は、今まさに保育園で流行中ですが、
今のところ大丈夫です。

このままうつらないで過ごせれば、
腸活の効果ありかもしれません。

デトックスするとなぜか筋肉がつく

デトックスをして毒素を出すと、
痩せるなり太るなりして、適正体重になります。

痩せる人は、毒素のせいで腸が機能しなくて、食べ物がきちんと消化されずに
体内に脂肪として溜まることで肥満だった人です。
太る人は、毒素のせいで腸が機能しなくて、食べ物の栄養がきちんと吸収できずに痩せていた人です。

いずれにしても、脂肪の量が増減するのはなんとなくわかりますが、
デトックスをするといつの間にか筋肉が増えます。

私は筋トレしていないのに筋肉が増える理由がいまいちわかっていなかったのですが、そのメカニズムは次の通りだそうです。

現代人の腸は、乱れた食生活や毒素により、非常に吸収が悪い状態。この状態で筋肉の元になるタンパク質を摂取しても、腸の吸収が悪くて体内で循環しなくて、垂れ流し状態になっている。
でも、デトックスを行い、腸内環境を整えてから、タンパク質を摂取すると、今まで吸収できなかったタンパク質がうまく吸収できるようになり、日常生活レベルの運動や内臓の基礎代謝だけで、筋肉(主にインナーマッスル)がついてくる。

この1年で、ポッコリお腹が治っただけでなく、
筋トレしてないのに、腹筋が割れてきました。

病気のときこそ食べない選択

食事や身体のことをしっかり理解すると、
病気のときこそ食べないという選択が自然に生まれます。

身体が病原体と闘うときに、
食べ物の消化というタスクは身体の負担となるだけです。

食欲がないのであればなおさら、
無理には食べずに、水分を摂ってしっかり休むのが、
病気に打ち勝つ方法なのかなと思います。

熱が出たら、昔からポカリスエットを飲んでいたんですが、
砂糖や添加物をわざわざ摂るのは、
身体の負担になると思うので、
水が一番かなと私は思っています。

知識が正しいかどうかは自分の身体が教えてくれる

こうやっていろいろな知識を身に付けて実践していても、
研究が進めば、これらの知識は覆るかもしれません。

でも、自分の身体に対して感じる直観は、
大切にすれば良いのかなと思います。

「なんだか最近調子が良い。」
私は、その感覚を信じて、様々な健康法の中から、
腸活や断食を取り入れています。

ご飯を作るのは私だけど、
家族には腸活を強制したりはしていません。
でも、やっぱり、「なんだか調子が良い」ので、
いつの間にか、旦那も一緒にデトックスや断食もするようになりました。

旦那の反応も見ながら、
健康に対するこの方向性は正しいのかな、と思っています。

一番の成果は、家族の意識の変化

この1年間、健康には腸が大事、食べ物が大事、と
言い続けてきたので、
我が家では、便の話は当たり前の話題です。
息子の100点満点の便が出た日は、みんなで見て喜びました。

ここ最近娘が便秘気味になっています。
すると、旦那がこう言いました。
「お肌が荒れてきてるね、早くうんち出さないと。」
1年前、息子の湿疹を治すために、
2週間だけでいいから、市販のおやつを与えないでやってみたいと提案したとき、
「お肌とおやつ、関係あるの?」
と言っていた旦那が、
ナチュラルに、肌荒れ=腸内環境の悪化だと発言している。
さらっと流したけど、内心すごくうれしかったです。

外食の回数が減り、家ご飯が増えました。

家で夕ご飯食べると、翌朝うんち出やすい、と言ってくれたり、
酵素と発酵食品たっぷりの消化に良いメニューが多いので、
家のご飯はたくさん食べても、体重増えない、と喜んでくれます。

加工品のパッケージの添加物一覧を見るのは当たり前だし、
食べ過ぎたら各自断食する。

1年経って、家族の中に、無意識に健康が根付いています。
それが一番の成果だと思います。

まとめ

長くなりましたが、
腸活とデトックスのおかげでとても充実した1年を過ごすことができました。

1年前の私が何も知らなかったように、
周りには本当のことを知らない人が多すぎる気がします。
みんながいろいろなことを知った上で、
やるかやらないか、食べるか食べないか、
きちんと選べる世の中になってほしいと思い、
記事にしました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

ざーっと頭の中にあることを書きだした状態なので、
正しく理解したい場合は、参考文献などを読んでくださいね。

私や家族のデトックス記録をインスタグラム(@sku_style)にまとめています。
鍵付きアカウントですので、ブログには載せられないビフォーアフターを掲載しています。
興味のある方は、そちらもご覧いただければと思います。
フォローリクエストの際は、「ブログ読みました」とメッセージ頂ければ、承認いたします。

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