我が家では、第1子の息子も、第2子の娘も、完母(ミルクを与えず、母乳のみ)で育てています。
息子は4歳、娘はもう7ヶ月です。
母乳育児も慣れたもの、と思っていた矢先、胸に少ししこりを発見し、同時に微熱とだるさを感じるようになりました。
乳腺炎に発展すると、すぐに高熱が出てしまうので、怖くなり、桶谷式母乳マッサージが受けられる場所を探しました。
実は、1人目の時は、
実家の岡山の桶谷式に大変お世話になりました。
今回は、西宮北口の桶谷式に初めて行きました。
久しぶりに桶谷式にお世話になって、やはり、母乳育児の救世主だなぁと思ったので、今日は、私の授乳事情と、桶谷式母乳マッサージについての話です。
目次
初産後のおっぱいの悲劇
2015年6月。第1子出産。
産後2~3日間くらいは、母乳が出なかったので、息子はミルクを飲んで過ごしました。
私は、出産を終え、「あ~ひと仕事終えたなぁ」とほっと一息ついていました。
しかしその後、産後3日目くらいから、胸が張り始め、「やっと私も母乳が出始めたぞ!」と、わくわくしていましたが、そこから悲劇の始まりでした。
第1子だったため、乳腺が開通しておらず、生産される母乳の出口がない状態でした。
出口のない乳腺から、どんどんどんどんおっぱいが生産され、私の胸はカチコチになりました。
ある程度の張りは、ほとんどの人が経験します。
そこから、赤ちゃんに吸ってもらうと、乳腺が開通し、スムーズな授乳へ進んでいきます。
しかし、私の場合は、息子が吸う力が弱く、また、元々、胸に良性のしこりがあったので、乳腺の詰まりがかなりひどかったようです。
カチコチになっても、
どんどんどんどんおっぱいは生産され、
皮膚が引っ張られてはちきれそうになりました。
バストのサイズは通常の3倍くらいになっていたと思います。
まるで鎧のような胸になり熱を発し始め、シャワーの湯が当たるだけで、激しく痛むようになりました。
腕も上がらず、何かが触れると痛い。
こんなにも辛いものかと、涙が出ました。
一晩中、息子に出ないおっぱいを吸い続けてもらい、息子が寝ると、搾乳し、看護婦さんにマッサージで母乳を絞り出してもらいました。
マッサージの痛みに耐えるも、ほとんど良くならず、そのまま泣く泣く退院しました。
桶谷式母乳マッサージのすすめ
退院すると、母が桶谷式母乳マッサージの予約をしてくれました。
母も子育てのときはお世話になったらしく、
「全然痛くないから大丈夫だよ」と言われるものの、鎧のような胸と産院でのマッサージの激痛から、マッサージが痛くないなんて信じられませんでした。
おかやま母乳育児相談室へ
退院してすぐ、おかやま母乳育児相談室へ行きました。
りこ先生という方が、桶谷式の母乳マッサージをご自宅で開業されています。
早速、桶谷式の母乳マッサージをしてもらいました。
横になって胸に温かいタオルを被せ、マッサージが始まると、じわじわと詰まった母乳がたくさん出てきました。
痛みは一切なく、気持ち良いほどでした。
20分くらいのマッサージで、カチコチだった胸は、指で押すと凹むくらいに落ち着き、本当に救われました。
私の授乳の仕方も、息子のおっぱいの飲み方も下手だったので、飲ませ方を教えてもらい、息子の体重の増加具合のチェックもしてもらいました。
その後、息子の1ヶ月健診まで、
毎週、母乳マッサージに通い、
里帰り出産が終わりましたが、
自宅に帰ってからもトラブルなく、
完母で、1歳の息子の卒乳まで育てることができました。
退院後辛い日々があと何日続いていたでしょうか。
乳腺の詰まりが取れず、乳腺炎になっていたかもしれません。
桶谷式母乳マッサージは、私の救世主でした。
第2子は順調な滑り出し
2019年4月。第2子出産。
4年前に、一度乳腺が開通しているので、
胸が張ったのは、産後3日目から2日間ほどで、
腕は上がりにくかったですが、
普通に耐えれるくらいでした。
娘は飲み方が上手で、力強かったのも良かったんだと思います。
このくらいが普通の人の張り具合なのかと思いました。
胸にしこり発見からの微熱
そして、何事もなく、娘は7ヶ月を迎え、
遅めの離乳食が始まりました。
が、 ついに、胸にしこりを発見し、
微熱が続き、だるさを感じるようになりました。
私も慣れて、甘いものを食べることも増えていたし、離乳食開始で娘の授乳ペースも不安定になったのが、原因かもしれません。
しこりを押すと痛くて、
明らかに詰まっているのがわかりました。
しこりを押しながら娘に授乳しましたが、
微熱が4日ほど続き、
乳腺炎が怖いので、桶谷式の母乳マッサージが受けられる場所を探しました。
桶谷式母乳マッサージ探し
岡山に帰省する予定もなかったので、
一番近い桶谷式を探しました。
早速検索すると、阪急西宮北口駅の近くに桶谷式母乳相談室を発見。徒歩圏内です。
でも、
電話番号と地図しかない…。
岡山のりこ先生の時は、ホームページが充実していて、安心感があったけど、これだけだとちょっと怖いので、ネットで検索してみると、「痛かった」という内容のものもあり、不安は募る一方。
でも、悪化してからでは遅いと思い、
勇気を出して電話してみました。
西宮北口の桶谷式母乳マッサージへ
電話すると、声の高い婦人が忙しそうに出られました。
(あとで思うと、一人でやっているので、施術中だったんだと思います)
なるべく早く行きたいと伝えると、
電話の2時間後に予約ができました。
建物に着くと、古い看板が出ていて、
外観は決してきれいではないマンションのような一室でした。
勝手に中に入るように書いていたので、部屋に入ると、ちょうど前の前の人が出てきたところだったので、奥の部屋に入るといい、と教えてもらい奥の部屋に入りました。
奥の部屋には、おもちゃがたくさんあって、おむつ替えのベビーベッドや花柄のセレブなソファがありました。
外観とは違って中はきれいでした。
施術用のベッドとその隣にベビーベッドがあり、前の人が施術中で、ベビーベッドで赤ちゃんが泣いていました。
一人でやっていて子守りする人がいないので、
ママの顔の近くにベビーベッドを置いて、
泣くのをなだめながら施術していました。
桶谷式母乳マッサージ開始
娘が隣で泣きながらなので、
バタバタしていたけれど、
丁寧に乳腺の詰まりを取り除いてくれました。
もちろん全然痛くなかったです。
温かいタオルを載せて、昔受けた桶谷式と同じでした。
岡山で1人目の時に、桶谷式に通っていた、というと、りこ先生のこともご存知でした。
そろそろママっ子になってきたでしょう?おっぱいで育つとママ大好きになるから。大変だけど今だけだからね。
1歳から保育園なら、ぎりぎりまでおっぱいあげて、ミルクあげずに離乳食で大丈夫よ。
二人目は、授乳間隔気にせずに、ほしがったらあげる、みんなそう!それでいいのよ。
私の気持ちに寄り添いつつ、アドバイスもくれて、会話の1つ1つが温かくて安心しました。
無事にしこりが取れて、
次の日には微熱もおさまり、だるさや頭痛もなくなりました。
桶谷式はやっぱり母乳育児の救世主
私の前に施術していたママさんは、
ぐったりしていて、翌日の朝一番にまた予約を取って行かれました。
たぶん乳腺炎で熱も高くなっていたんだと思います。
それでもマッサージの後は楽になって良かった、と言っていました。
やっぱり、桶谷式は、母乳育児の救世主だ。
すごく素敵な仕事だと改めて思いました。
母乳育児のことで悩んでおられるママさんはたくさんおられると思います。
激痛に耐えながら産院でマッサージをしている方もいるでしょう。
そんな時に、桶谷式に駆け込んでほしいと私は思います。
でも、西宮北口の桶谷式は情報が少なすぎて、ちょっと怖かったんです。
だから、今回、私の経験を記事にすることにしました。
この記事を読んで、一人でも多くの悩めるママが、桶谷式を知り、足を運んでくれたらと思います。
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