柳宗理の鉄のフライパンを使い始めて、1年が経過しました。
今日は、1年間使ってみての使い勝手や、現在のフライパンの様子などについてです。
フライパンの現在の様子
フライパンを使わない料理の時もあるので、この1年間、週4回くらいのペースで、フライパンを使ってきました。
現在のフライパンの様子はこちらです。
塗装が剥げていますが、表面の凹凸(ファイバーライン)は健在です。
所々焦げはついていますが、錆びはありません。
いつもは、使用後にスポンジで擦るだけですが、
1年経過したので、こびりついてしまった焦げを落としました。
鉄フライパンの焦げ付きの落とし方
今回は、2段階で焦げ付きを落としました。
重曹を使う
フライパンに水と重曹(大さじ2~3)くらいを入れて、火にかけます。
沸騰したら、割りばしなどでこすると、焦げが剥がれて浮いてきます。
卵の殻で擦る
重曹でも剥がれない頑固な焦げ付きは、卵の殻で擦りました。
殻の硬さがちょうど良く、焦げをそげ落として、殻に焦げカスがつきました。
焦げ付きが結構落ちました
鉄フライパンの使い勝手は
1年間使ってみての使い勝手についてです。
詳しくは、こちら↓の記事に書いています。
3年目の柳宗理の鉄フライパン。油返しをしないズボラな手入れでも、劣化なしどころか進化を遂げました。
こびりつきについて
料理によっては、こびり付いて使いづらいときもありました。
焼きそばの麺や、チャーハンのご飯が柔らかすぎたときは、こびりついてしまうことがあります。
でも、上手くいくときもありますので、ご飯の硬さや油の量の問題で、上手な人だと大丈夫かもしれません。
常に上手くいかないのは、焼きそばくらいで、
ほとんどの場合は、こびり付くことはないです。
餃子、野菜炒め、卵の写真を載せます。
餃子はパリっと仕上がりますし、野菜炒めの火の通りも良いです。
くっつきやすそうな卵も気持ち良いくらいつるんと剥がれます。
1年というと、フッ素樹脂コーティングされているタイプのフライパンだと、
劣化による買い替えも視野に入れ始める頃かもしれません。
しかし、この鉄のフライパンに関しては、
全くそんな考えはありません。
確かに、表面のコーティングの大部分は剥げてしまいましたが、それにより、焦げ付きやすくなったという感覚はないです。
1年前とほぼ同じクオリティーで使えていますし、これからも使えると思います。
錆びについて
錆びに関しては、期待通り、全く錆びる気配もないので、
使用後の油塗布をサボっているくらいです。それでも錆びたことは1度もありません。
表面の凹凸について
焦げてしまったときは、スポンジでガシガシ擦りますが、
表面の凹凸がすり減ってしまったということもありません。
まとめ
1年間使ってみて、耐久性については、申し分ないと思いました。
買い替え予定はなしで、今後も使い続けていこうと思います。
ただ、チャーハンを作るときに、成功するときと失敗するときがあるように、
使う人の技術は、当初の想定よりは重要になってくるかなと思いました。
こびり付きそうなメニューの時は、毎回少し緊張します。。
焼きそばは、私が作ると失敗続きですが、これも、技術のある方がやると、もしかしたらうまくいくのかもしれません。
以上が、私の率直な感想でした。
私が購入したファイバーライン加工は、廃盤となり、
現在は、マグマプレートとダブルファイバー窒化加工の2種類の新しい型が出ています。