食品添加物の入っていない加工品。コープ自然派なら比較的安く購入できて、美味しい。

安部司さんの『食品の裏側』という食品添加物に関する本を読みました。

怖かった。
「知らない」ということは本当に恐ろしいことだと思いました。

食品添加物といわれると、専門的で難しそうですが、とてもわかりやすく書かれていて、読みやすかったです。
お時間あればぜひ読んでみてください。

で、この本を読んだ翌日、近所のスーパーに行くと、ほとんど買えるものがありませんでした。

原材料を見ると、恐ろしい量の食品添加物が並んでいて、本当の材料を超えてしまいそうでした。

粉に粉を混ぜてできていく食べ物を想像するとおかしくなりそうでした。

この粉を0歳から80歳まで取り続けるとどうなるか、まだ分からないそうです。
本当に恐ろしい。

でも、もっと問題なのは、この事実を知らない人が多すぎるということ。
安部司さんが本を出すまで、一般人が知るすべすらなかったそうです。

みんなが加工品に含まれる食品添加物の実態を知っていて、それでも、「安い、美味しい、腐らない」を優先して選ぶのなら、何の問題もないと思うけど、
何も知らされることなく、無意識に選んでいるという状態は、問題ありかなと思います。

私は、この事実を知って、
せめて自分の家の中で食べるものだけは、食品添加物の入っていない食べ物にする努力を始めました。

そこで、我が家では、化学調味料無添加の食品をコープ自然派で購入しています。

こういう体に優しい系の食品は、
もっと値段が高くて、
送料も高くて、
しかも、味薄めとかで子どもが食べてくれなかったり、

と敷居が高いのかなと思っていましたが、
コープ自然派なら、
比較的安く、しかもとても美味しいので、
とても助かっています。

前置きが長くなりましたが、
今日は、コープ自然派で購入できる化学調味料無添加の美味しい加工食品(冷凍の惣菜とか)の紹介です。

私や家族の健康やデトックス記録をインスタグラム(@sku_style)にまとめています。
興味のある方は、そちらもご覧いただければと思います。
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加工食品に含まれる食品添加物

加工食品にはどのくらいの食品添加物が含まれているのか。
コープ自然派のリーフレットにわかりやすい比較表が載っていました。

ソーセージやハムなどが特に多いです。
私は、息子が幼いころから、魚肉ソーセージをよく食べさせていたので、すぐにコープ自然派のものに切り替えることにしました。

コープ自然派お気に入り加工食品

いろんな加工食品がシンプルな材料で作られていて、しかも美味しいので、お気に入りがたくさんあります。
参考にいくつか紹介したいと思います。

魚肉ソーセージ

私が最初に切り替えたのは、息子が大好きな魚肉ソーセージです。
それまでは、アンパンマンのおやつソーセージをたくさん食べていました。

こちらが、コープ自然派のおやつソーセージです。

材料は、魚肉、菜種油、結着材料(でん粉、大豆粉)、食塩、砂糖、調味酢、ほたてエキス、醸造酢、あごエキス、オニオンエキス、酢酸でん粉、香辛料抽出物

アンパンマンおやつソーセージだと、これに、
加工でん粉や調味料(アミノ酸等)、香料などの食品添加物が加わります。

値段は、8本入りで200円(税抜)です。
アンパンマンのおやつソーセージが4本入りで160円(税抜)くらいなので、コープ自然派の方が安いです!

スライスハム

ハムは、加工食品の中でも添加物ヤバめの商品です。
食品添加物の神様と言われる安部司さんが、自身の娘さんが食べるお誕生日のミートボールを取り上げて捨てた話は有名です。
ハム、ソーセージ、ミートボールなどの加工食品は食品添加物の塊です。

少しくらい高くても良いから、食品添加物無添加のハムはないのかと、スーパーで全商品裏返しましたが、どれも、食品添加物のオンパレードでした。

こちらが、コープ自然派のロースハムです。

材料は、
豚ロース肉、食塩、砂糖、香辛料
だけです。

スーパーのハムなら、これに、
還元水あめ、卵たん白、植物性たん白、ポークブイヨン、昆布エキス、たん白加水分解物、リン酸塩(Na)、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤、発色剤(亜硫酸Na)、カルミン酸色素
などが加わります。

息子がハムが大好きなので、たまーにコープ自然派で買ってあげます。
ただし、我が家では、ハムは高級品になりました。
スーパーでは3~4パックセットで300円ほどですが、
コープ自然派のハムは、1パックで190円(税抜)くらいします。

もともと添加物の多い加工品は、添加物なしで作ろうと思うと、どうしても高くなっている印象があります。
値段が高い分、我が家では、頻度を減らして対応しています。

ウィンナー

ソーセージもスーパーでは添加物がわんさか入っていますが、コープ自然派だとシンプルな材料のソーセージを買うことができます。
ハムほどは、値段差がないので、良心的です。

材料は、
豚肉、豚脂肪、食塩、砂糖、香辛料だけです。
とてもシンプル。

酸化防腐剤とかも入っていないので、賞味期限は少しタイトめです。

値段は、1袋7本入りで、170円(税抜)です。
私の感覚だと、スーパーだと2袋で300円くらいなので、ちょい高くらいな感覚です。

餃子

安くて美味しいスーパーの冷凍餃子には、食品添加物が入っています。
かといって、自分で作るには手間がかかりすぎるので、
コープ自然派の冷凍餃子を利用します。
息子も「おいしい!」といって食べてくれます。

材料は、
キャベツ、玉ねぎ、ニラ、にんじん、生姜、豚肉、鶏肉、豚脂、でん粉、粒状大豆たん白、しょうゆ、ごま油、食塩、砂糖、魚介エキス調味料、こしょう、皮(小麦粉、食塩)

スーパーの冷凍餃子だと、これに、
調味料(アミノ酸等)、乳化剤、増粘剤(キサンタン、アルギン酸Na)、クエン酸Na、塩化Ca、カゼインNa、加工でんぷん
などが加わります。

それぞれの食品添加物がどのくらい体に害があるのかは私にはわかりませんが、とにかく名前を見てイメージがわかないものは少ないに越したことはないそうです。

値段は、餃子の種類によって変わりますが、
昨日食べたコープ自然派のキャベツ餃子は、20個で410円(税抜)でした。

スーパーで売っている冷凍餃子は、
この前見たら12個で、192円(税抜)だったので、
20個に換算すると、320円(税抜)です。

コープ自然派にすると、1.2倍になります。

私は、このくらいの価格差なら、息子に安心して食べてもらえる方を選んでも良いと思っています。

焼きそば

市販の焼きそばにもたくさんの食品添加物が含まれています。グリシンやしらこたん白はラットが死亡することもあるそうです。

こちらは、コープ自然派の焼きそばです。

材料は、小麦粉、食塩、かんすい。
値段は、2食で140円(税抜)です。
ソースは添付されていませんが、値段はスーパーとあまり変わりません。

ちなみに、ソースもコープ自然派で購入しています。

360mlで305円(税抜)です。
材料は、有機野菜・果物、砂糖、有機醸造酢、食塩、でんぷん、醤油、魚醤、香辛料。

ドレッシング

市販のドレッシングは、半分以上食品添加物なので、コープ自然派に切り替えました。

200mlで380円(税抜)です。
材料は、食用植物油脂、砂糖、しょうゆ、リンゴ酢、玉ねぎ、ごま、食塩、もち米粉、卵黄、香辛料

市販のドレッシングだと、
果糖ブドウ糖液糖、たん白加水分解物、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタンガム)、甘味料(スクラロース)
などが加わります。

調味料は、1回で使う量が少ないので、跳ね返るコストも影響が少ないので、切り替えて損はないと思います。

我が家では、マヨネーズや麺つゆ、焼き肉のたれなど、加工された調味料は、コープ自然派で購入することにしました。

まとめ

市場に出回っている商品には、食品添加物が多すぎて、気にしていたらキリがありません。
できるところだけ、できる範囲で、できるときだけ
一口でもいいから家族の口に入る食品添加物が減ればいいかな、と思っています。

食品添加物の量でいうと、たらこが一番ヤバいみたいですが、無添加が難しいのか、コープ自然派でもあまり登場しません。時々登場してもとーっても高いです。
そういうときは、スーパーで買って食べちゃいます。
気にしすぎも良くないので、食べるときは作ってくれた人に感謝して美味しく頂きます。

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