子どもはとても正直です。
美味しいものは食べる。
美味しくないものは食べない。
昔から料理が苦手で、料理の出来にはあまりこだわりがありませんでした。
美味しいか美味しくないかくらいは、なんとなくわかるので、
「今日の味噌汁はおいしくできたな」
「今日はちょっと薄いな」
とかは感じるけど、別に旦那は何も言わずに食べてくれるので、
毎回出来が違う理由を考えることはありませんでした。
でも、息子は違います。
美味しいものは美味しいと言って食べるし、まずいものは残します。
だから、次第に、
今日の味噌汁はなんで息子は食べたんだろう。
どうして美味しくできたんだろう。
明日も作るにはどうしたらいいんだろう。
と考えるようになりました。
その日から、自分が入れる材料の分量や作り方をメモして、旦那や息子が美味しいと言ってくれるまで、微調整をを繰り返しました。
結局、最初に参考にした料理本の分量とは違う分量で落ち着き、さらに、何回も作るうちに、正直味にそこまで影響のない面倒な工程は勝手に省いていました。
「あ、これが、我が家のレシピなんだな」
と思い、これを最終版としてメモしました。
そして、よくよく見渡すと、いくつか料理本を持っているけど、
美味しいものしか作らない、珍しい材料が必要なものは作らない、
めんどくさいものは作らない、
ので、結果、1/3くらいのページしか使っていないし、それぞれのレシピを味噌汁と同じように、家族が美味しいと思えるように微調整して残しておいたほうが良いと考えるようになりました。
今日は、家族のための無駄のないレシピブックの作り方の話です。
目次
レシピの決め方
①基本のレシピを決める
まず、最初に、ベースとなるレシピを決めます。
家にある料理本でも、ネットやアプリから見つけたものでも良いので、美味しそうなものや作れそうなものを探します。
②材料を見直す
普段あまり買わない材料は、そのレシピのために購入するともったいないし、残ってしまうと困るので、使わない方がよいと思います。
我が家では、豆板醤とかローリエとかトウガラシとか省きがちです。
使わなくても食べる人が美味しいと思ってくれればそれで良いです。
我が家では、腸活中なので、体に悪い材料は代替材料に置き換えることが良くあります。
置き換えると分量が変わったりするので、材料名も分量も我が家用に変えておきます。
例えば、砂糖は煮切りみりんやメープルシロップに、
小麦粉は米粉に、牛乳は豆乳に。
③作ってみる
家族が美味しいと言ってくれるまで、材料の微調整をしながら作ってみます。
④工程を見直す
何回か作って、省いても支障ないなと思う工程は省きます。
例えば、「フライパンを一度火からおろす」工程はめんどくさくてやったことないので、省きます。
付け合せは、その日の気分と冷蔵庫の材料次第で、自分で作れば良いので、レシピに書くのはメインだけにします。
⑤リピートするか見てみる
家族のレシピとして確立させるためには、
美味しいだけじゃダメです。
めんどくさかったり、洗いものが多かったり、時間がかかり過ぎたり、、、、
なにか気が進まないことがあると、次第にリピートしなくなります。
我が家では、何度もリピートしているレシピだけを、家族のレシピとして認定することにしています。
レシピブックの作り方
レシピが決まったら、レシピブックを作ります。
①レシピをエクセルに打つ
レシピは後で変更しやすいようにデータでメモします。
写真があると探しやすいので、私は、出来上がりの写真をつけるようにしています。
だいたいイメージがわかれば良いので、インターネットで同じような見た目の写真を取ってきて貼っています。
②印刷してファイリングする
印刷して、切って、1冊にファイリングします。
ファイリングのポイント
・水に濡れやすいので、ポケットに入れる仕様にする
・料理中、見開きで置いておけるファイルを選ぶ
・ページを増やしたり、減らしたり、並び替えたりできる方が便利
我が家では、セリアの
「6リングバインダー」
「6リング用フリーポケットリフィル」
を使っています。
③随時メンテナンスする
作らなくなったレシピは抜き取ったり、分量や材料、工程を変えたら打ち直して入れ替えます。
メインやサイド、調味料、スイーツなど項目ごとに並べ替えておくと探しやすいです。
【追記】
現在、我が家のレシピブックは、
インデックスがついて、より使いやすくなりました。
料理本を断捨離する
料理本の中の作りたいレシピだけ家のレシピにアレンジしてメモしたら、その他のレシピは見ることはないと思うので、いさぎよく断捨離します。
レシピは、この1冊に無駄なくまとまりました。
まとめ
この1冊で、料理に自信がつくようになりました。
息子が食べてくれる味を再現できるので、育児が楽になります。
旦那に美味しいか聞きながら、レシピを確定していく過程も旦那の好みがわかって結構面白いです。
もしよければお試しください。