休校中の子どものお昼ごはん。オートミールクッキーの栄養バランスが昼食として成立するのか、分析してみました。

突然の休校が発表されて、
テレビで各家庭のお昼ご飯事情が放送されていました。

ある家庭は、母親は看護師で在宅勤務ができない職種のため、
父親が、在宅勤務で小学生2人をみていました。

お昼ごはんは、3人でカップラーメン。

感染症が広がるのを防ぎ、
子どもたちを守るための休校措置ですが、
他の病気になってしまうんじゃないかと、
残念な気持ちです。

でも、そうなってしまう事情も分かるので、
家庭を責めるつもりはもちろんありません。
我が家も、息子が保育園からの協力要請により、
自主休園中なので、同じように、
お昼ごはんどうしよう問題が浮上しています。

そもそも私は、
平日の昼は断食という生活をしていたので、
めんどくさい度半端ないです。

で、昨日も朝から、
息子の昼ごはんどうしようかなーっと考えていたんですが、
息子が、娘の離乳食として作ったバナナのオート―ミールクッキーが良い!、
と言ってきました。

とりあえず、楽だし、栄養もそれなりだと思って、
昨日の息子の昼ごはんは、バナナのオートミールクッキーだけになったのですが、
おやつならともかく、
昼ごはんとしてはアリなのか、後で不安になりました。

今日は、バナナのオートミールクッキーが、
栄養面で、昼ごはんとして成立するのかを独自で分析してみた話です。
(栄養に関する専門家ではないので、あくまで自分の分かる範囲で、
自分なりに分析してみた結果です。)

栄養バランスのレベルが高ければ、
とても楽で、身体に良い昼ごはんとして今後も使えるし、
昼食の補助として小学生が自分で作って食べてくれたら、
助かるご家庭もあるのではと思っています。

バナナのオートミールクッキーとは

バナナのオートミールクッキーは、
我が家でもうすぐ1歳になる娘の補食として作り出したクッキーです。

オートミールは、
食物繊維が豊富で、
低GI、
グルテンフリー、
白米よりカルシウムや鉄分が豊富な
です。

これを
栄養満点のバナナと合わせて、
オーブンで15分で完成するのが、
バナナのオートミールクッキーです。

とても簡単なのに、
ほんのり甘くて美味しいクッキーです。

私も、4歳の息子も、0歳の娘も大好きです。

作り方は、
米粉クッキーより簡単で健康的。0歳児とパクパク食べられるオートミールクッキーをおすすめする理由とレシピの紹介。に書いています。

バナナのオートミールクッキーの栄養成分

まず、4歳の息子が、1日に摂取すべき栄養量を調べました。
私(32歳女性)の栄養量も参考に記載しています。
(参考文献: https://www.glico.co.jp/navi/e07.html

次に、おにぎりを作って食べる、という昼ごはんのパターンも多いと思い、
比較のために、白米100g(おにぎり2個くらい)の栄養成分を記載しています。

最後に、バナナのオートミールクッキーの材料である
オートミールとバナナの栄養成分を調べて合計して、
バナナのオートミールクッキーの栄養成分を出しました。

そして、それぞれ、1日の摂取基準と比較して達成率を出しました。

(栄養成分は、「日本食品標準成分表2015」を参考にしています。)

青色の塗りつぶしは、0%で全く栄養が足りていない部分。
ピンク色の塗りつぶしは、1/3以上摂取できていて、昼食としての役割は達成している部分。

オートミールバナナクッキー、
青色の0%が減って、ピンク色が増えているので、
白米より栄養バランスは良いと言えます。
やっぱり食物繊維は豊富ですね。

きな粉を足してみる

でも、0%の部分や、達成率が一桁の栄養素もまだあるので、
バナナのオートミールクッキーに混ぜても支障がない食材として、
きな粉を大さじ1杯足してみるとどうなるか、
調べてみました。

きな粉を大さじ1杯入れることで、
0%の栄養素が1つ解消し、
達成率1桁の栄養素が、4つ、2桁の達成率になりました。
ピンク色の1/3達成の栄養素も増えましたね。

実際にきな粉を入れて作ってみましたが、
変わらず美味しかったです。
風味に少しだけきな粉を感じます。

あとは、表の右端に食材をメモしましたが、
足りない栄養素を、夕食でなるべく使うようにすることで、
きな粉入りバナナのオートミールクッキーは、
昼食として、アリなのかなと思います。

保育園の給食と比較

きな粉入りバナナのオートミールクッキー、
ある程度、栄養素が集められた気がするのですが、

実際給食ってどのくらいなの?
という疑問が起きたので、

試しに、
保育園の昨日の給食と比べてみました。

昨日のメニューは、
発芽米入りごはん、ツナじゃが、味噌汁、バナナ
でした。

まずは、全材料の栄養成分を洗い出します。
分量は、だいたいのイメージでこのくらい入るだろうな、という直感で決めています。

次に、給食の栄養成分と、
きな粉入りバナナのオートミールクッキーの栄養成分を
比較してみます。

オートミールクッキー、
結構頑張ってる気がしませんか?
ほとんど、給食とレベル感変わらない気がします。

しかも、インスタント食品や惣菜だと圧倒的に不足しがちな、
食物繊維が豊富なのが良いですね。

毎日は極端だけど、
時々なら、手抜きの昼食としてオートミールクッキー発動しても、
問題ないと感じてます。

それと、余談ですが、
このナチュラルハイジーンの本にも書いてたけど、
ビタミンB12は、やっぱり意識的に採っていかないと不足するんですね。
給食でもオートミールクッキーでも、達成率0%。

時々、味噌汁にシジミ入れようと思います。

まとめ

きな粉入りバナナのオートミールクッキー。
簡単で楽で、
栄養面でも給食に負けない昼食として、
あるいは、昼食をフォローするおやつとして、
アリです!使えます!

休校中のご家庭の負担が、
子ども達の栄養が、
少しでも良くなりますように。

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