米粉クッキーより簡単で健康的。0歳児とパクパク食べられるオートミールクッキーをおすすめする理由とレシピの紹介。

娘が10ヶ月になりました。
そこで、娘が補食として食べられるおやつを作っています。

グルテンフリー、砂糖不使用、卵不使用、乳製品不使用で、
栄養価が高くて、罪悪感のないものを作ろうと頑張っていたのですが、
米粉は、精製されていて栄養価が少ない上に、
GI値も高いし、
何より、クッキーにしてもポロポロになりやすいので、
手掴み食べや、持ち歩きには不向きでした。

最適な食材を探していたのですが、
ついに、見つかりました。

オートミールです。

今日は、赤ちゃんのおやつとしてもおすすめの、
オートミールクッキーの話です。

オートミールとは

オーツ麦という穀物の一種です。
スーパーなどでよくみかけるグラノーラの原料です。

グラノーラは砂糖などの甘味料で甘くして焼いてありますが、
オートミールは脱穀して加熱加工しただけの状態です。

オートミールのここがすごい!

日本ではあまりなじみがありませんが、
オートミールはとても健康的な食べ物です。

食物繊維が多い

腸内環境を整える上で大切な食物繊維。
オートミールは1食分(30g)あたり、3.3gだそうです。
これは、精白米の約20倍、玄米の約3.5倍にあたるそうです。
(日本食品標準成分表 2015年版(七訂)成分値)

水溶性食物繊維と不水溶性食物繊維のバランスが良い

食物繊維には2種類あり、
水溶性食物繊維と不水溶性食物繊維をバランスよく取らないといけません。
例えば、便秘の人が不水溶性食物繊維を摂り過ぎると
水分が吸収されて便秘が悪化したりしてしまいます。

白米や玄米は、水溶性食物繊維が少なめですが、
オーツ麦やもち麦は、2つのバランスが良く含まれているので、健康に良いです。

低GI食品である

低GI食品とは、食後に血糖値が上がりにくい食品を言います。

逆に、高GI食品は、食後に急激に血糖値が上がる食品です。
食後に急激に血糖値が上がると、
血糖値を下げようとして、インシュリンというホルモンが分泌されます。
このインシュリンが脂肪の分解を抑制する働きがあるので、
高GI値食品は脂肪が溜まりやすい=太りやすいということになります。

残念ながら、白米は高GI値の食品なので、
米粉も同じです。

オーツ麦はGI値が55なので、低GI食品です。
(参考:あなたの気分の浮き沈みは、朝のトーストやベーグルが原因かも?

栄養価が高い

日本人が不足しがちな、カルシウムや鉄分、ミネラルが多く含まれており、
ビタミンB1、B6、ビタミンEも豊富です。

何より、娘も私も今は、動物性タンパク質の摂取を控えているので、
植物性タンパク質がたくさん含まれているのは助かります。

グルテンフリーである

名前に麦が入るので、
小麦のようにグルテンが含まれているのかと思いきや、
オーツ麦はグルテンフリーです。
すごい!うれしい!

赤ちゃんでも食べやすい

ここからは、私が実際に使ってみて感じることですが、

オートミールは水分を含むと、柔らかく溶けた感じになるので、
おかゆのような触感になります。

なので、歯がない赤ちゃんでも、口に含んで咀嚼しているうちに、
溶けて呑み込める状態に変化しますので、
とても食べさせやすいです。

ポロポロしない

水分を含むとお粥のようになるのですが、
水分がなくなるとしっかりめに固まるので、
米粉のようにポロポロしません。

後ほど、オートミールクッキーのレシピを載せますが、
バナナの水分で少しオートミールを柔らかくして形成して、
オーブンで焼いてあげると水分が飛んで、
しっかり固まるので、手掴み食べや持ち歩きに最適な状態になります。

咀嚼を促す

水分を含まない状態では、硬い感じなので、
唾液が十分に出るまでしっかり噛む必要があります。
クッキーでは最低50回くらい噛まないと、
呑み込めないので、
みんな結構長い間もぐもぐしています。

咀嚼が増えると、消化に良いだけでなく、
脳を刺激して活性化させたり、
ストレス解消になったり、
強い顎を作ったりする効果があるので、
その点でもとても良いおやつだと思います。

ほんのり甘い

おやつの場合は、フルーツやメープルシロップで甘みを付けますが、
水で煮てお粥にしただけでもほんのり甘く、美味しいみたいで、
娘は白米のお粥よりもパクパク食べます。

オートミール粥の作り方はこちら

美味しい

赤ちゃんだけでなく、
5歳の息子にも美味しいらしく、
パクパク食べていました。
もちろん私も美味しいです。


休校中の子どものお昼ごはん。オートミールクッキーの栄養バランスが昼食として成立するのか、分析してみました。で、
オートミールの栄養分析をしてみました。

オートミールクッキーの作り方

本当に簡単に作れて美味しいのでおすすめです。

全体的に分量はお好みで適当で大丈夫です。
失敗することはないと思います。

《材料》
・オートミール 50~100g
(私は、オートミール70gくらいが好きです。
外はカリカリ、中はしっとり仕上がります。)
・バナナ 1本
 (※黒バナナの方がおすすめ 後述)
・レーズン(お好みで)

私は、バナナとレーズンを混ぜたバージョンが好きです。
娘にはレーズンは噛めない&カロリーと糖質が高いので、
レーズンのないところを分けてあげます。

《作り方》
①ボウルにバナナを入れて、手で潰してコネコネする。
②レーズンとオートミールを入れてコネコネする。
(次第にバナナの水分でオートミールが粘っこくなります)
③一口大に丸めて、クッキングシートに並べる。
④180度のオーブンで15分ほど焼く。

※黒バナナをおすすめする理由
黒バナナは黄色いバナナに比べて酵素が増える。
黒バナナになるとGI値が下がるので肥満予防になる。
抗酸化物質が増える。
オリゴ糖が増える。

もし良ければお試しください。
美味しくて簡単なので、我が家ではリピート決定です。
娘も美味しそうに、自ら手を出して食べました。

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